みちくさブログ

上高地 徳澤園のブログ

月別: 2019年7月

夏本番を前に

いよいよ夏山シーズンですが、梅雨が終わらずいまいち盛り上がりません…。

準備万端で、信じられないくらいの量のソフトクリームとTシャツをご用意しているのですが、全てお天気次第。

スタッフたちも少し拍子抜けしている感じです。

それでも来週からは、一般のお客様と学校の登山教室など目白押しでして、毎年恒例の180人のレンタルテントによる合宿もあります。

レンタルテント数50張!!

気合いを入れて完成させました。

 

 

夏に向けて、皆様にご提供する徳沢ファームを覗くと、悪天候の中野菜たちもすくすくと育ってました。

 

(これはズッキーニです)

 

徳沢ファームは広大な畑です。しかし、この時期は当園で一番自由のきく社長が、女将から電話の支持を受けて一人で面倒を見ています…。

これから夏本番。社長が育てた野菜たちが皆様の食卓に並びます。

 

 

(追伸)

梅雨も明けず、厄年のせいなのか、ここ数ヶ月色々と思い悩んでいました。

悩むにしても、立場上誰かに弱音を見せるわけにもいかず過ごしていたのですが、そのタイミングで若女将から、ラインが届きました。

今言って欲しいこと、これからの徳澤園に必要なこと、私がどんな人間でどう必要とされているかが記されていました。勿論、お客様に対してもどうあるべきかも書かれていました。

(歳を重ねたせいか号泣してしまい、掲載したいのですが、絶対に怒られますのでご紹介はしません。)

今は現場にいませんが、私より冷静に考えてくれていていました。こちらも皆さんには、恥ずかしくて掲載できませんが…初めて若女将宛に私らしくミチクサを書き送りました。

なんか、全て吹っ切れた感じです。

お客様のため、スタッフのため、大切な人のために。

さぁ全て吹っ切れて皆様をお迎えする準備が心身共に揃いました!

大切なもの

夏山直前!スタッフも増えみなさんをお迎えする準備も整いました。

前回のミチクサでお伝えしたように生活道路が被害にあいボッカをしていましたが、各行政機関、そして現場で働く建設関係者の迅速な行動のお陰で、普段通りに戻りました。

私たち普段の生活で道に感謝する機会というのはほとんどありません。

 

あって当たり前。

 

もし、道が壊れたり、無くなってしまったりしても、自分で直すのではなく、誰かが誰かに通報し、誰かが適度に直してくれるものだと思っています。

その道が不便で、ガタゴト道であっても、新しい道を作る努力もしなければ、そんな都合のいい道を作る発想も生まれてきません。

 

私は冬は松本、夏は徳沢で生活しています。

 

生活していて一番の違いは道に対する意識です。私たちにとってたった一本しかない道は生命線。回り道のないこの道は、とても人間関係と似ているなと感じます。

 

お客様がきて当たり前。

スタッフがいて当たり前。

大切な人がいて当たり前。

 

でも、それは当たり前ではなく、無くなる可能性もあり、無くなった時に初めてその大きさに気付かされるのだと思います。

当たり前のものが無くなり困り果てた心理状態の中では、新しい道を作ればいいという発想は生まれません。臨機応変に対応しますが今までの当たり前の良さしか思い出せません。

なぜ感謝しなかったのだろうと感じるのは、当たり前が無くなった時。

道が無くなり大変な思いもしました。連休前をまえに不安で眠れない日もありました。

夏前に皆様をお迎えするにあたり、大切なものをもう一度教わった気がします。

恒例

今年の梅雨は本当に梅雨らしい日が続いています。

実際に、毎日雨が降っているわけではないのですが、スッキリした日は少なく憂鬱な気分にさせられます。

春の雨は、山に残っている雪解けと共に梓川に流れ込みますので、ちょっとの雨でも被害が出ます。

恒例になってほしくはないのですが、やはり今年も先日の雨で、我々が徳沢まで使う生活道路が被害にあいまして、また陸の孤島になってしまいました…。

山頂近くの山小屋であれば、荷揚げはヘリを使えるのですが、流石に徳沢ではヘリを使う訳にいかず、近くのつり橋を利用しボッカをしています。

数年前は、どうしようどうしようと悩んでましたが、近年は恒例行事になってますので慣れたものです!

行政の方も復帰に向け動いてくれていますし、観光県、そして一大観光地上高地として来週からは沢山の方が訪れます。

皆さんがたのしみにされている夏山シーズンに向けてやることが山積みです!