上高地 徳澤園のブログ

月: 2020年9月

富士山!

涸沢紅葉始まりました。山小屋の定員数が限られているため涸沢ヒュッテさん涸沢小屋さんの予約を取れた方は本当にラッキーです。

毎日お天気もよく、一気に冷え込んできていますのでとてもいい色付きだと思います。

さて、毎日色んな方が訪ねて来てくれます。

昨日はこのコロナ禍だからそこ訪ねてきてくれた方々がいます。ずっと前からいつかはお会いしてお話してみたかった人たちです。

春先から始まったコロナ騒動。

三密。

ソーシャルディスタンス。

飛沫感染等今では当たり前のように使っていますが、その当時は聴き慣れない言葉が飛び交いました。我々山小屋は、その言葉の意味を知る度に絶望感に落とされました。

未知のウィルスとの戦い。どう工夫したら山小屋は存続出来るのか。それとも、ウィルスの正体が判明するまで休業を続けるのか。まさに究極の選択でした。

世論も、辞めるべきだという考えと登山文化継承のために細心の注意を払いながら続けるべきだと意見も真っ二つに分かれました。

北アルプスの山小屋は今までとは勝手が違うけれど夏から営業を行うという選択をしました。

北アルプスの良きライバル富士山。

富士山は今年の営業を全て自粛するという選択をしました。

正直、このお互いの選択は、どちらが正解かわかりません。

それぞれの選択も、北アルプスは感染しないから営業を行うという自信からではなく、小屋存続のためにも縮小してでも営業せざるを得ない選択。

富士山は、感染するから営業をしないのではなく、防衛方法が未知であるから自粛せざるを得ないという選択でした。

どちらも色々なものと戦っています。北アルプスは、多少の収入はあるけど万が一というリスクもあります。富士山は、感染の可能性は無いけれど、一年間無収入という現実があります。

7月から営業が始まり2ヶ月が経ちました。勿論、今のところ感染者やクラスターの報告もありませんし、コロナ疑いのお客様の報告もありません。

夏山シーズンはどちらも同じですので、今まで富士山の経営者の方々との交流はありません。お互いに日本を代表する山ですが、手を取り合って知恵を与えあい日本の山岳文化を発展させて行こうと認識もありませんでした。

ただ、今は山が違うからライバルだとか、お互いにしていないことを売りに競っている場合ではありません。全国の山小屋が一致団結し知恵を出し合い、安心、安全の新しい形の山岳文化を共に考える絶好の機会です。

今回、富士山(山梨県側)の若手経営者の皆さんから連絡を頂き、感染対策をどのようにしているのか見せて欲しいという旨の連絡を頂きました。

 

太子館 http://www.mfi.or.jp/taisikan/

佐藤小屋 http://www.fuji-satogoya.com

富士山ホテル https://www.fujisanhotel.com

トモエ館 https://tomoekan.com

蓬莱館 http://www.horaikan.jp

の錚々たる山小屋の若き経営者の皆さんがこの北アルプスにお越し頂き、今後のコロナとの共存。将来の山小屋のあり方など3時間もお話しました。

勿論、当園が行ってる対策。部屋の作り。問題点。お客様の反応。行動。私の経験や考えも全てお話しました。

山の違い。山梨県と長野県の違い。山岳救助の違い。お客様の行動パターンの違い。環境の違い。いくら時間があっても足りないくらいでした。

内容に関してはまた落ち着いたらブログで書きたいと思ってます。

ただ、一つ。

来年はwithコロナとお付き合いしながら、絶対に営業を行い日本の登山を盛り上げていきましょうと誓いあいました。

富士山と北アルプスが手を取り合って日本の登山を守る!

頼もしい仲間と知り合えて私が勇気を貰いました!

準備してます

色んなことがありました。

 

2月頃から始まったコロナ騒ぎ。前代未聞の出来事にどう対応したらよいのか迷う日々…。

 

3月。徳澤園が始まって135年という歴史を振り返り、身近な方々300名をお呼びしてお祝いする予定でしたが、2週間前にコロナの影響で中止という決断…。

 

4月前半。緊急事態宣言というこちらも前代未聞の状況にやも無くゴールデンウィークの営業を諦める…。

4月後半。ニリンソウ時期の再開を目指すが、上高地群発地震に見舞われ春の営業を諦める…。

 

7月。英気を養い夏の営業を目指すが、長野県を襲った大雨でやも無くオープンを先延ばし…。

 

でも、今年あった全ての出来事を水に流しますので…

あっ水に流すって言うと雨が降りそうなので、今年あった全ての出来事を試練と受け止めますので、神様この4連休だけはお天気持ちますように!!!

 

試練を受けて出しまくったアイデア。

ヤマノマスクは山のように在庫があります。

俺の三蜜はお陰様で売り切れました。

ぶらキャンは、連休中は満室です。準備も整いました。

スタッフ山に行くの巻

フロント くりです

Instagram更新に必死で、ブログの方はご無沙汰でございます

皆様いかがお過ごしでしょうか?

瞬く間に夏が終わり、静かな徳沢になりました・・・。

スタッフたちも春からの休業期間に溜めに溜めた力がこの夏は十分に発揮できず、くすぶっていたようで8月末からみんなよく山に行くようになりました。

 

新人のスタッフは北アルプス入門に蝶ヶ岳、涸沢カールへ

 

ここ数年、登山に行けていなかったリピータースタッフも、私も私もと山へ行ってきました

あいにくの天気でしたが、天狗池(氷河公園)に行ったり・・・

 

はたまた、奥又白池にいったり・・・

 

そして、雨が降っていても関係なく元気に穂高岳へ行ったり・・・

 

新人スタッフは若さ溢れる写真が多かったですが、リピーターはどことなく香る昭和感・・・(いい意味で)

 

みんな山の上で大きく深呼吸できたようでした。

 

 

フロント くり